尿路損傷リスク状態
にょうろそんしょうりすくじょうたい
尿路損傷リスク状態とは、カテーテルの使用に伴い、尿路の粘膜や構造に損傷が生じる可能性が高まっている状態を指す。NANDA-Iの看護診断では「カテーテル使用により尿路構造の損傷が起こりやすく、健康を損なうおそれのある状態1)」と定義されている。
要因には、カテーテルの長期留置、サイズの不適合、固定不良、頻繁な抜去と再挿入、不適切な挿入手技やカテーテルケア、留置中の強い牽引、自己抜去などが挙げられる。また、前立腺肥大症や尿道狭窄、尿閉、尿路結石など、尿路障害を伴う疾患もリスクを高める。
尿路損傷リスク状態へ対応せずに、尿路が損傷されると、血尿や排尿機能障害、疼痛、感染症などの症状が現れることがある。
看護師は、尿路への過度な刺激を避けるため、カテーテルの適切な留置と管理を実施する。自己導尿を行う患者さんには、理解度に合わせた指導と環境調整を心がける。
尿の性状(血尿、混濁)、尿量、流出状況、下腹部の不快感や疼痛、発熱、尿道周囲の発赤・腫脹、インアウトバランスを丁寧に確認する。また、自己抜去の可能性がある患者さんには、環境調整や観察頻度の見直しを行い、安全確保に努める。必要に応じて、担当医師や泌尿器科医を含む多職種と連携し、リスク要因の改善や管理方法を調整する。
●用語を使用した例文
尿路損傷リスク状態の患者さんに対し、尿の性状やカテーテル固定状況の定期観察を中心とした看護計画を立案した。
●引用文献
1)T.ヘザーハードマン,編:NANDA-I 看護診断 定義と分類 第12版.医学書院,2021,p.484.
要因には、カテーテルの長期留置、サイズの不適合、固定不良、頻繁な抜去と再挿入、不適切な挿入手技やカテーテルケア、留置中の強い牽引、自己抜去などが挙げられる。また、前立腺肥大症や尿道狭窄、尿閉、尿路結石など、尿路障害を伴う疾患もリスクを高める。
尿路損傷リスク状態へ対応せずに、尿路が損傷されると、血尿や排尿機能障害、疼痛、感染症などの症状が現れることがある。
看護師は、尿路への過度な刺激を避けるため、カテーテルの適切な留置と管理を実施する。自己導尿を行う患者さんには、理解度に合わせた指導と環境調整を心がける。
尿の性状(血尿、混濁)、尿量、流出状況、下腹部の不快感や疼痛、発熱、尿道周囲の発赤・腫脹、インアウトバランスを丁寧に確認する。また、自己抜去の可能性がある患者さんには、環境調整や観察頻度の見直しを行い、安全確保に努める。必要に応じて、担当医師や泌尿器科医を含む多職種と連携し、リスク要因の改善や管理方法を調整する。
●用語を使用した例文
尿路損傷リスク状態の患者さんに対し、尿の性状やカテーテル固定状況の定期観察を中心とした看護計画を立案した。
●引用文献
1)T.ヘザーハードマン,編:NANDA-I 看護診断 定義と分類 第12版.医学書院,2021,p.484.
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