気胸
ききょう
気胸とは、肺から胸腔内に空気が溜まり、肺が虚脱して呼吸困難に至る状態をいう。
気胸は、自然気胸、外傷性気胸、緊張性気胸、月経随伴性気胸に分類される。
自然気胸は、肺胞の一部が嚢胞化したもの(ブラ)が破れて発症。背が高く痩せている10代および20代の若い男性に発症することが多いのが特徴である。
外傷性気胸は、交通事故などで肋骨が折れて、肺に刺さることで発症。また中心静脈カテーテル挿入時や胸腔穿刺時に合併症として発症することもある。
緊張性気胸は、陽圧人工換気を受けている患者に最も多く起こる。肺の虚脱が縦隔にまでおよび心臓への静脈環流が損なわれ、適切な処置が行わなければ心停止に至ることがある。
胸腔ドレーンのチューブは12~16Frのものを、肺尖部付近(鎖骨上第二肋間)に挿入する。挿入後はバイタルサイン、皮下気腫やエアリークの有無を観察する。エアリークを観察するときは、水封ボトルの気泡で、吸引圧制御ボトルの気泡ではない。エアリークがなくなり、胸部レントゲンで肺の再拡張を確認し、12~24時間、ドレーンをクランプし、再度胸部レントゲンで再発がないことを確認したら抜去する。
気胸は、自然気胸、外傷性気胸、緊張性気胸、月経随伴性気胸に分類される。
自然気胸は、肺胞の一部が嚢胞化したもの(ブラ)が破れて発症。背が高く痩せている10代および20代の若い男性に発症することが多いのが特徴である。
外傷性気胸は、交通事故などで肋骨が折れて、肺に刺さることで発症。また中心静脈カテーテル挿入時や胸腔穿刺時に合併症として発症することもある。
緊張性気胸は、陽圧人工換気を受けている患者に最も多く起こる。肺の虚脱が縦隔にまでおよび心臓への静脈環流が損なわれ、適切な処置が行わなければ心停止に至ることがある。
胸腔ドレーンのチューブは12~16Frのものを、肺尖部付近(鎖骨上第二肋間)に挿入する。挿入後はバイタルサイン、皮下気腫やエアリークの有無を観察する。エアリークを観察するときは、水封ボトルの気泡で、吸引圧制御ボトルの気泡ではない。エアリークがなくなり、胸部レントゲンで肺の再拡張を確認し、12~24時間、ドレーンをクランプし、再度胸部レントゲンで再発がないことを確認したら抜去する。
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