PIカテーテル (PICC)
ぴーあいかてーてる
PICC(末梢挿入中心静脈カテーテル、peripherally inserted central catheter)とは、尺側皮静脈、橈側皮静脈、肘正中皮静脈などを穿刺して、腋窩静脈、鎖骨下静脈を経由してカテーテルを上大静脈に先端を留置させる中心静脈カテーテルのひとつである。日本では「ピック」と呼ばれている。
中心静脈カテーテル挿入時の合併症である気胸や血胸などが起こらないことが最大のメリットである。しかし末梢静脈カテーテルに比べて、静脈炎の発生頻度が比較的高いといわれている。また、肘を曲げることにより滴下が不安定になるという欠点もある。これに対しては、エコーガイド下に上腕の静脈から穿刺する方法を採用するようになってきている。静脈は、エコープローブで圧迫することにより静脈が凹むことで同定することができる。穿刺する静脈が同定できたら、プローブにニードルガイドを装着し、エコーガイド下に穿刺する。
中心静脈カテーテル挿入時の合併症である気胸や血胸などが起こらないことが最大のメリットである。しかし末梢静脈カテーテルに比べて、静脈炎の発生頻度が比較的高いといわれている。また、肘を曲げることにより滴下が不安定になるという欠点もある。これに対しては、エコーガイド下に上腕の静脈から穿刺する方法を採用するようになってきている。静脈は、エコープローブで圧迫することにより静脈が凹むことで同定することができる。穿刺する静脈が同定できたら、プローブにニードルガイドを装着し、エコーガイド下に穿刺する。
- 同音異義語・略語
- ピックPICC末梢挿入中心静脈カテーテルperipherally inserted central catheter
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