看護用語集

傾眠

けいみん

傾眠とは意識障害の分類のひとつで、刺激がないと眠るが、軽い刺激で容易に覚醒する意識レベルの状態のことである。
傾眠傾向ともいう。

意識障害の分類には、傾眠ほか、昏迷・半昏睡・昏睡がある。
また、意識障害スケールには、GCS(Glasgow Coma Scale、グラスゴー・コーマ・スケール)とJCS(Japan Coma Scale、ジャパン・コーマ・スケール)がある。

GCSとは、JCSが主に日本で用いられているのに対して、国際的に用いられているスケールである。
開眼反応(E:eye opening)・言語反応(V:verbal response)・運動反応(M:motor response)の3項目の合計を算出。合計点数が低いほど重症と評価する。

JCSは、GCSが国際的に用いられているのに対して、主に日本で用いられているスケールである。3-3-9度方式とも呼ばれている。
点数が高いほど重症である。
GCSに比べて簡便と言われているが、評価する人によって判定にばらつきが出ることがある。
同音異義語・略語
傾眠傾向
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