PaO2
ぴーえーおーつー
PaO2(動脈血酸素分圧)とは、動脈血中の酸素分圧、つまり動脈血の中に含まれている酸素の量を圧力の単位であるTorrで表したものである。
動脈血の採血によって測定することができ、基準値は80~100Torrで年齢によって異なる。PaO2の低下は呼吸不全を示す。
動脈血採血の穿刺部位は、上腕動脈、橈骨動脈、大腿動脈などが選択される。
採取した血液が、空気に触れると検査値が変動してしまうため、ゴム栓などで密封する。その後、シリンジ内のヘパリンと混和させるためにきりもみ状に回し、血液ガス分析器で検査を行う。すぐに検査を出来ない場合は、代謝を遅らせるために4℃以下で保存し、2時間以内に検査を行う。
動脈血ガス分析からは、PaO2の他に、PaCO2(動脈血二酸化炭素分圧)やSaO2(動脈血酸素飽和度)などのガス交換の指標や、pH、HCO3(重炭酸イオン濃度)やBE(過剰塩基)などの酸塩基平衡の指標などを知ることができる。
動脈血の採血によって測定することができ、基準値は80~100Torrで年齢によって異なる。PaO2の低下は呼吸不全を示す。
動脈血採血の穿刺部位は、上腕動脈、橈骨動脈、大腿動脈などが選択される。
採取した血液が、空気に触れると検査値が変動してしまうため、ゴム栓などで密封する。その後、シリンジ内のヘパリンと混和させるためにきりもみ状に回し、血液ガス分析器で検査を行う。すぐに検査を出来ない場合は、代謝を遅らせるために4℃以下で保存し、2時間以内に検査を行う。
動脈血ガス分析からは、PaO2の他に、PaCO2(動脈血二酸化炭素分圧)やSaO2(動脈血酸素飽和度)などのガス交換の指標や、pH、HCO3(重炭酸イオン濃度)やBE(過剰塩基)などの酸塩基平衡の指標などを知ることができる。
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