看護用語集

心房期外収縮

しんぼうきがいしゅうしゅく

心房期外収縮(atrial premature contraction:APC)とは、心房内および房室接合部付近に異所性興奮が発生し、洞結節から発生する本来の刺激による興奮よりも、早期に心房が収縮する病態である。

刺激が房室接合部より上位で発生した場合は心房性と呼び、房室接合部付近で発生した場合は房室接合部性と呼ばれる。

心電図上では、P波をしばしば確認できないことがあるが、QRS波は正常な形で確認することができる。

肺疾患を有する患者高齢者に多くみられ、カフェインやアルコールの摂取で、誘因・悪化することがある。

自覚症状はないことがほとんどであるが、「胸がドキッとする」と訴えることがある。これは心室の収縮が増強することによって出現する症状である。なぜならば心房期外収縮が発生した場合、代償性にRR間隔が延長し、そのため心室の拡張時間が長くなり、心室に充満する血液量が増加し、心室の収縮が増強するからである。

まれに心房期外収縮が頻発する場合、耐えがたい動悸を感じることがあり、抗不整脈薬を使った治療を行うことがある。



同義語・略語
心房性期外収縮PACAPC

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