GCS (グラスゴー・コーマ・スケール)
じーしーえす
GCS(Glasgow Coma Scale、グラスゴー・コーマ・スケール)とは、意識障害の評価スケール。JCS(Japan Coma Scale、ジャパン・コーマ・スケール)が主に日本で用いられているのに対して、GCSは国際的に用いられている。
開眼反応(E:eye opening)、言語反応(V:verbal response)、運動反応(M:motor response)の3項目の合計を算出し、合計点数が低いほど緊急度・重症度が高いと評価する。具体的には、15点は正常、14〜13点は軽症、12〜9点は中等症、8点以下は重症である。
表現方法や記録記載例としては、「E1、V2、M4 合計7点」が一般的である。気管挿管中や鎮静中、麻痺などにより評価ができない場合は、「NT」と記載する1)、2)。
■引用文献
1)Glasgow Coma Scale/Score (GCS).(2023年2月9日閲覧)
https://www.mdcalc.com/calc/64/glasgow-coma-scale-score-gcs
2)GCS at 40 eyes verbal motor:GLASGOW COMA SCALE GLASGOW COMA SCALE-Do it this way.(2023年2月9日閲覧)
https://www.glasgowcomascale.org/downloads/GCS-Assessment-Aid-Japanese.pdf
監修:林 洋
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