看護用語集

看護研究

かんごけんきゅう

看護研究とは、既存の看護学の中に新しい知識を付け加えていくことである。

量的研究と質的研究の2つに分類される。
量的研究とは、数を集めて事象の特徴や原因を明らかにする研究方法である。
記述的研究、分析的研究、介入研究の3つの研究デザインがある。

・記述的研究…何が起こっているのか、との問いから、数を集めて事象の実態を探索する
・分析的研究…ある事象とある事象はなんらかの関係があるか、との研究の問いから両者の関係について仮説を立てて、数量を用いて関係を説明する。
・介入研究…ある事象はある事象(結果)の原因か、との研究の問いから仮説を立てて、原因を除けば結果は生じないことを予測する。

質的研究とは、少数の対象者をもとに、経験、意識、行動などを対象者の視点に迫りながら、注目している事象はどんな要因がどのようにかかわり合って成立しているのかを明らかにする。
質的研究で重要なことは、論文の結果がどのように導かれたのか、読者がわかるように、できるだけ詳しく示すことである。
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