空の巣症候群
からのすしょうこうぐん
空の巣症候群とは、子どもが成長して独立した後に、親(養育者)が抱く心理的な喪失感、孤独感、虚無感などの一連の状態を指す。ヒナが巣立った後の「空の巣」に例えられており、エンプティ ネスト ・シンドロームが英語名である。これは医学的に正式な疾患名ではなく、ライフサイクルの移行期に生じる健康問題の1つである。
人はライフサイクルのなかで役割の変化を経験するが、空の巣症候群は養育者としての役割の喪失がきっかけとなる。気分の落ち込み、不安、焦燥感、意欲低下、不眠、食欲不振などの症状がみられるが、こうした反応はライフサイクル上の移行期における一時的な過程であることが多く、時間の経過とともに新たな役割や生活に適応し、症状の改善が期待される。
しかし、症状が長期化する場合には、うつ状態へ移行するリスクもあるため、身体・精神の側面を含めた全人的な視点でのアセスメントが求められる。看護においては、対象者がこれまで果たしてきた役割を肯定的に受け止め、その経験を活かせるよう支援していくことが重要である。また、配偶者との関係性の再構築、趣味や社会活動への参加、地域とのつながりの形成を促すなど、その人自身の背景を踏まえた個別性のある介入が大切である。
●用語を使用した例文
空の巣症候群は成人期のライフサイクルにおける役割変化と関連している。
人はライフサイクルのなかで役割の変化を経験するが、空の巣症候群は養育者としての役割の喪失がきっかけとなる。気分の落ち込み、不安、焦燥感、意欲低下、不眠、食欲不振などの症状がみられるが、こうした反応はライフサイクル上の移行期における一時的な過程であることが多く、時間の経過とともに新たな役割や生活に適応し、症状の改善が期待される。
しかし、症状が長期化する場合には、うつ状態へ移行するリスクもあるため、身体・精神の側面を含めた全人的な視点でのアセスメントが求められる。看護においては、対象者がこれまで果たしてきた役割を肯定的に受け止め、その経験を活かせるよう支援していくことが重要である。また、配偶者との関係性の再構築、趣味や社会活動への参加、地域とのつながりの形成を促すなど、その人自身の背景を踏まえた個別性のある介入が大切である。
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空の巣症候群は成人期のライフサイクルにおける役割変化と関連している。
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