収縮期血圧
しゅうしゅくきけつあつ
収縮期血圧とは、左心室が収縮して、血液を全身に送り出す際に血管壁にかかる圧力のこと。「最高血圧」とも呼ばれる。
血圧は心拍出量と全末梢血管抵抗によって決定され、運動によって心拍出量が増加したり、動脈硬化で末梢血管壁の弾力性が失われたりすると収縮期血圧は高くなる。
また、大動脈弁が閉じて、左心室が拡張しているときに血管壁にかかる圧力を拡張期血圧という。収縮期血圧と拡張期血圧はセットで測定され、『高血圧治療ガイドライン2019』では、診察室血圧値で140/90mmHg以上、家庭血圧値で135/85mmHg以上、24時間自由行動下血圧で130/80mmHg以上の場合に高血圧として対処することとしている1)。
■引用文献
1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会,編:高血圧治療ガイドライン 2019.日本高血圧学会,p.13.(2023年11月28日閲覧)
https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019/JSH2019_hp.pdf
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