看護用語集

拡張期血圧

かくちょうきけつあつ

拡張期血圧とは、収縮期が終了して大弁が閉鎖している拡張期に、内の血管壁にかける圧力のこと。最低血圧、最小血圧とも呼ばれる。加齢に伴い硬化が進展すると、大の弾力性が低下して末梢血管への血流量が減少し、拡張期血圧は低くなる。

血圧には、拡張期血圧のほかに収縮期血圧がある。収縮期血圧は、左心室が収縮して、血液を全身に送り出す際に血管壁にかかる圧力のことで、拡張期血圧とセットで測定される。


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:前田樹海(有明医療大学看護学部看護学科 教授)

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