看護用語集

メラサキューム

めらさきゅーむ

メラサキュームとは、血液、体液、空気等の吸引に用いる電動式低圧吸引器のこと。泉工医科工業株式会社が企画・開発したもので、正式な製品名はメラサキューム009。メラサキュームを使用するには、まず、吸引器に吸引回路と水封水(滅菌蒸留水)を入れた排液バックを接続し、それから接続管チューブで患者ドレーン吸引器を確実に接続する。

吸引回路は洗浄可能な「洗浄ドレンタンクセット」を使用するが、感染症が疑われるケースでは「EXフィルターセット」を用いる。

搭載アラームには、リーク、高陰圧、バッテリー残量がある。リークアラームは、設定陰圧の50%以下になった際に作動するものであり、すべてのリークを検知する仕様にはなっていない。例えば、カテーテルチューブや三方活栓などを接続した際には、接続部が外れてもすぐにアラームが作動しない場合がある。

監修:林 洋

同音異義語・略語
電動式低圧吸引器
「メラサキューム」に関する看護記事
該当する記事がありません
新着の看護記事
  • 人気の看護記事