看護用語集

睫毛反射

しょうもうはんしゃ

睫毛反射とは、まつげに指で触れるとまばたきをする反応のこと。まつげに触れた刺激は、三叉神経を通って脳幹に伝わるため、中枢神経の異常を評価することができる。睫毛反射は、中枢神経障害があるとき、死亡時には消失する。
意識レベルを確認する際には臨床では、JCS(ジャパン・コーマ・スケール)やGCS(グラスコー・コーマ・スケール)を用いることが多いが、この2つは開眼しているかどうかが判定の基準となる。ただし、開眼していても意識レベルが低下しているケースや閉眼していても意識レベルが低下していないケースがある。そのような状態でないかを確認するために、睫毛反射をみることがある。目を閉じていても睫毛反射があれば、覚醒していると考えられる。

監修:林 洋

同音異義語・略語
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