洞不全症候群
どうふぜんしょうこうぐん
洞不全症候群(Sick sinus syndrome:SSS)とは、洞結節が電気的興奮を発生させる能力が低下して、徐脈となる病態である。
心電図上、P波が3秒以上出現しない洞停止期間がみられる。
極度の不安や緊張、β遮断薬やカルシウム拮抗薬が原因になることもある。
長時間、心臓の収縮が停止することで、心停止になる危険性がある。
また5~10秒以上の心停止によって、脳虚血発作(アダムストークス発作)となり、意識消失やけいれんを生じる。
このような場合はペースメーカーの植え込み術の適応となる。
洞不全症候群は、洞性徐脈・洞停止・徐脈頻脈症候群の3つに分類される。
洞性徐脈は、洞結節の興奮の発生頻度の低下により、同調律の高度徐脈が生じる。
洞停止は、洞結節からの興奮が一時的になくなることにより、P波が数秒にわたって途切れる。
徐脈性頻脈症候群は、心房細動・心房粗動・発作性上室性頻拍などの発作が急に停止した場合、洞結節から興奮を発生させることができない状態である。
心電図上、P波が3秒以上出現しない洞停止期間がみられる。
極度の不安や緊張、β遮断薬やカルシウム拮抗薬が原因になることもある。
長時間、心臓の収縮が停止することで、心停止になる危険性がある。
また5~10秒以上の心停止によって、脳虚血発作(アダムストークス発作)となり、意識消失やけいれんを生じる。
このような場合はペースメーカーの植え込み術の適応となる。
洞不全症候群は、洞性徐脈・洞停止・徐脈頻脈症候群の3つに分類される。
洞性徐脈は、洞結節の興奮の発生頻度の低下により、同調律の高度徐脈が生じる。
洞停止は、洞結節からの興奮が一時的になくなることにより、P波が数秒にわたって途切れる。
徐脈性頻脈症候群は、心房細動・心房粗動・発作性上室性頻拍などの発作が急に停止した場合、洞結節から興奮を発生させることができない状態である。
- 同音異義語・略語
- sick sinus syndromeSSSシックサイナス
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