看護用語集

高二酸化炭素血症

こうにさんかたんそけっしょう

高二酸化炭素血症とは、主に肺胞での換気が低下して、血中の二酸化炭素分圧PaCO2)が基準値より上昇している状態である。

原因疾患としては、肺気腫や慢性気管支炎などの閉塞性肺疾患、胸膜疾患、呼吸中枢の障害などがある。pHの低下・低酸素血症を伴い、症状としては、頭痛やめまい発汗、集中力の低下などがみられる。

PaCO2が急激に上昇した場合には、CO2ナルコーシスを招き、昏睡、呼吸停止に至ることがある。

監修:林 洋

同音異義語・略語
高炭酸ガス血症
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