ポリペクトミー
ぽりぺくとみー
ポリペクトミーとは、内視鏡的ポリープ切除術のこと。鎮静下または覚醒下で内視鏡を病変部まで挿入し、スネアと呼ばれる金属製の輪を隆起している病変の根元にかけて締め付け、電流を流すことで切除する。一般に、転移がなく比較的小さながんや良性腫瘍などの隆起性病変を切除するのに適している。
隆起の少ない病変では、スネアで締め付けることができないため、内視鏡的粘膜切除術(endoscopic mucosal resection:EMR)という方法がとられる。これは、病変部の粘膜下に生理食塩水などを注入して病変を隆起させてから、スネアをかけて絞り上げ、電流を流して病変を焼き切るという方法である。
■参考文献
●中村充浩,他編:プチナース 急性期実習に使える! 周術期看護ぜんぶガイド 2019年5月臨時増刊号. 照林社.2019.p.146,-53.
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