看護用語集

直達牽引

ちょくたつけんいん

直達牽引とは、骨折治療時における治療法の一つで、キルシュナー鋼線を直接骨に刺入して牽引力を働かせる方法。強い力で牽引することができ、複雑な骨折の整復や固定、良好な整復位の保持、疼痛の軽減などに有効とされる。

一方、骨に直接牽引力をかけず、皮膚に絆創膏や弾性包帯などを巻いて重錘の重みをかける、皮膚を介した間接的な牽引療法を介達牽引という。介達牽引直達牽引に比べ牽引できる力が小さい。

近年は、入院期間が長くなることや長期臥床に伴う合併症のリスクから、直達牽引が行われる頻度はあまり高くない。実施時には、循環障害・神経障害の有無、褥瘡予防ポジショニング調整、キルシュナー鋼線刺入部の皮膚トラブルと感染予防、ストレスの軽減などの観察が求められる。


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)

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