看護用語集

サーフロー

さーふろー

サーフローとは、テルモ株式会社が販売する静留置針の製品名。
留置針としてはほかに、「スーパーキャス5」(メディキット株式会社)、「BD インサイト オートガード」(日本ベクトン・ディッキンソン株式会社)などが販売されている。

留置針は外筒と内筒で構成されている。外筒はテフロンコーティングされた柔らかい素材で作られたカテーテルで、末梢静に長期間の留置が可能である。しかし、静炎やカテーテル関連血流感染予防のため、72〜96時間ごとの交換が一般的である。
カテーテルのサイズは16~24Gまであり、成人の場合は、通常22Gが選択される。輸血などが予想されるときは、溶血を防ぐために20G以上の太さを選択することが多い。

穿刺部位は、前腕の尺側皮静橈骨皮静が最適で、可動を妨げないよう関節部にかからない位置を選ぶ。穿刺してはいけないのは、シャント側や麻痺側、乳房切除術側などである。

監修:林 洋

同音異義語・略語
静脈留置針
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