便秘リスク状態
べんぴりすくじょうたい
便秘リスク状態とは、排便の回数や量が減少し、排便機能の低下が示唆される状態を指す。NANDA-Iの看護診断では「便の排出が低頻度または困難になりやすく、健康を損なうおそれのある状態1)」と定義されている。
要因には、水分量・食事量・食物繊維の摂取不足や排泄などに関する習慣の乱れ、活動量の減少、腸蠕動の低下、便意の我慢、ストレス、排便環境の不適切さが挙げられる。また、身体・認知機能の低下や精神状態の変化、発達障害や神経系の障害がある場合も便秘リスクは高まる。さらに、オピオイド、抗コリン薬、鉄剤などの薬剤の使用も影響する。
便秘に移行する前段階として、排便間隔の延長、便意の減弱、腹部膨満感、硬便傾向、排便時の怒責増強などがみられる。
看護師は、排便状況(頻度、量、色、性状など)、水分摂取量、食事内容、活動量、排便時痛や怒責の程度、腹部の張り、便意の有無などを観察する。そのうえで、水分や食物繊維の確保、適度な運動の促し、排便習慣の整備、薬剤の見直しなどを行い、便秘を予防する視点から早期介入を実施する。また、必要に応じて下剤などの薬剤の調整の検討や、多職種と連携しながら生活指導や環境調整を進め、患者さんが無理なく排便できる状況を整えることが重要である。
●用語を使用した例文
便秘リスク状態と判断し、排便状況の把握と水分摂取量の確保を目標とした看護計画を立案した。
●引用文献
1)T.ヘザーハードマン,編:NANDA-I 看護診断 定義と分類 第12版.医学書院,2021,p.232.
要因には、水分量・食事量・食物繊維の摂取不足や排泄などに関する習慣の乱れ、活動量の減少、腸蠕動の低下、便意の我慢、ストレス、排便環境の不適切さが挙げられる。また、身体・認知機能の低下や精神状態の変化、発達障害や神経系の障害がある場合も便秘リスクは高まる。さらに、オピオイド、抗コリン薬、鉄剤などの薬剤の使用も影響する。
便秘に移行する前段階として、排便間隔の延長、便意の減弱、腹部膨満感、硬便傾向、排便時の怒責増強などがみられる。
看護師は、排便状況(頻度、量、色、性状など)、水分摂取量、食事内容、活動量、排便時痛や怒責の程度、腹部の張り、便意の有無などを観察する。そのうえで、水分や食物繊維の確保、適度な運動の促し、排便習慣の整備、薬剤の見直しなどを行い、便秘を予防する視点から早期介入を実施する。また、必要に応じて下剤などの薬剤の調整の検討や、多職種と連携しながら生活指導や環境調整を進め、患者さんが無理なく排便できる状況を整えることが重要である。
●用語を使用した例文
便秘リスク状態と判断し、排便状況の把握と水分摂取量の確保を目標とした看護計画を立案した。
●引用文献
1)T.ヘザーハードマン,編:NANDA-I 看護診断 定義と分類 第12版.医学書院,2021,p.232.
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