看護用語集

コンパートメント症候群

こんぱーめんとしょうこうぐん

コンパートメント症候群(compartment syndrome)とは、骨折や打撲などといった外傷により筋肉組織などが腫脹し、筋膜によって分けられている区画内の圧が上昇、還流障害を起こし、結果として虚血をきたす症状のことをいう。
四肢のいずれにも生ずるもので、原因は主に骨折や打撲、挫傷などが挙げられるが、熱傷や包帯をきつく巻くことなどでも起こるとされている。初期の症状としては疼痛が認められ、さらに麻痺や筋肉壊死を起こし、適切な治療を行わないと四肢切断や死亡に至る場合もある。進行すると高カリウム血症横紋筋融解症を合併することもある。区画内圧が40mmHgより高い場合は筋膜切開を行い、内圧を下げる治療が行われる。

参考文献
・東京医科歯科大学病院高気圧治療部:適応疾患.コンパートメント症候群https://www.tmd.ac.jp/med/hbo7/tekiou.html#tekiou04(2023年9月13日)
・清水健太郎:整形外科ガール〜ケアにいかす解剖・疾患・手術 : 見たことのない超図録.南江堂.2014.


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)

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