看護用語集

MRI

えむあーるあい

MRI(Magnetic Resonance Imaging)とは、磁気共鳴撮影のこと。
強い磁場と電磁波を使って、体の中の水分子にある水素原子の動きを利用して撮影する。
体の断面の画像を撮影する検査方法である。
CTと違い、X線を使用しないので被爆がなく低浸襲。しかし、磁気を使用しているため、金属類は絶対に身につけてはいけないなど注意点がある。

検査前に外す必要があるもの
「めがね、義歯、鍵、腕時計、携帯電話、ヘアピン、ピアス・イヤリング、ホッカイロ、エレキバン、磁気カード」
それ以外にも、化粧品(マスカラ、アイライン、アイブローなど)にも磁性体が含まれているため、化粧は落としていく必要がある。

MRIを受けられない方
・電気的、磁気的もしくは機械的に作動する体内埋込物(心臓ペースメーカーやリードワイヤーなど)を装置している
・人工内耳/中耳を埋め込んでいる
・聴性脳幹インプラントを埋め込んでいる
・頭蓋内脳瘤クリップが入っている(チタン製は可)
・神経刺激装置/骨成長刺激装置を装着している
インスリン注入ポンプを装着されている
・心臓血管ステント挿入手術を8週間以内に受けた
・骨折してボルト固定がされたままの状態
・体幹全体に入墨が入っている
・避妊リングを体内に入れている

なので、MRIを受ける前には受けても良い状態であるか確認し、持ち物なども最終チェックする必要がある。
同音異義語・略語
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