術後出血
じゅつごしゅっけつ
術後出血とは、手術後に生じる出血である。手術直後から出血が生じるリスクはあるが、基本的には術後の日数が経過するにつれてそのリスクは少なくなっていく。ただし、手術をする原因疾患や手術操作によっては術直後から出血が生じるリスクがあるだけでなく、手術後の数日が経過しても出血リスクが生じる場合がある。そのため、術後に留置しているドレーンの排液の量や性状、創部からの滲出液、バイタルサインや検査データの推移などに注意が必要である。
術後出血は手術の種類によって死亡率は異なるものの、命にかかわる合併症の一つであり、創部やドレーンに関する術後の観察は重要である。例えば血圧は血管内にかかる圧力のため、血管操作をした手術の場合は血圧が高いとそれだけ手術で扱った血管に圧力がかかるため出血のリスクが高くなると考えられる。医師の指示に基づく血圧の管理と血圧が上昇する要因に対する看護が必要になってくる。
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- postoperative bleeding
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