カーデックスとは、患者の診療情報や看護計画などを一覧できるようにカード形式でまとめたものである。
カーデックスは、取り外しのできるカード(用紙)を挟む土台が連なっており、複数名の患者情報や看護記録を管理できる。カード(用紙)を挟む土台が1枚ごとに数cmずれて作成されており、各カード(用紙)が取り出しやすいようになっている。以前は、病棟において申し送りと同様に看護師間の情報伝達に活用されていたが、電子カルテの普及によって使用している施設は徐々に少なくなっている。
監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:家吉望み(有明医療大学看護学部看護学科 准教授)