ダブルルーメン
だぶるるーめん
ダブルルーメン(ズ)とは、1本のカテーテルまたはチューブの内腔が2つになっているものである。
ルーメン(lumen)は内腔を意味する言葉。ダブルルーメンのほかに、内腔が1つのシングルルーメン、内腔が3つあるトリプルルーメンがあり、ダブルルーメン、トリプルルーメンはそれぞれの腔の太さ(径)が異なる。
ダブルルーメンの構造をもつカテーテルおよびチューブには、中心静脈カテーテル、血液透析用カテーテル、胃管チューブなどがある。
侵襲が大きい手術やICUへの入室が予定されている場合などでは、中心静脈圧測定やカテコラミンなどの投与が必要になることが多いため、ダブルルーメンまたはトリプルルーメンが選択される。
監修:林 洋
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