改訂水飲みテスト
かいていみずのみてすと
改訂水飲みテストは、摂食嚥下障害のスクリーニングテストの1つである。Modified Water Swallowing Testを略してMWSTとも呼ばれる。3mLの冷水を嚥下させて行うもので、簡便に行うことができる。
冷水を3mL準備し、シリンジで吸い上げ、口腔底に注ぎ患者さんに嚥下してもらう。その後、発声してもらい、その様子を次の5段階で評価する。
1.嚥下なし、むせるand/or呼吸切迫
2.嚥下あり、呼吸切迫
3.嚥下あり、呼吸良好、むせるand/or湿性嗄声
4.嚥下あり、呼吸良好、むせなし
5.4に加え、反復嚥下が30秒以内に2回可能
※4点以上の場合は、最大で2回まで繰り返し、結果の悪いほうを採用する。
※評価不能の場合は、その旨を記載する。
※とろみを付けた冷水で実施した際には、とろみの濃度についても記載する。
参考文献
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会 医療検討委員会:摂食嚥下障害の評価【簡易版】 2015.
https://www.jsdr.or.jp/wp-content/uploads/file/doc/assessment2015-announce.pdf(2024年5月24日閲覧)
- 同音異義語・略語
- 改訂水飲みテストの同音異義語・略語は未登録です
- 「改訂水飲みテスト」に関する看護記事
該当する記事がありません
ラウンジでの「改訂水飲みテスト」に関するコメント
- 新着の看護記事
- 人気の看護記事