ラパロ
らぱろ
ラパロとは、日本の医療現場で腹腔鏡手術を呼ぶ俗称であり、英語の腹腔鏡(laparoscopy)に由来する。適応疾患は、急性胆嚢炎、虫垂炎、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍、大腸がんなどが挙げられる。
腹腔鏡手術では、腹腔に5〜12mmの穴を4〜5カ所開け、それぞれから0.5〜1cm径のビデオカメラと手術器具を挿入し、モニター画面を見ながら手術を行う。カメラを使うことで病変部を拡大して見ることができ、緻密かつ繊細な手術が行えるメリットがある。また、直視下で患部を切除する開復術と比較して低侵襲で痛みも少なく、身体への負担も軽減され、早期の回復を望めることから、高齢者に対して行われることも多い。
■参考文献
●國崎主税,他:胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術と開腹胃切除術—A Case- Control Study—.癌の臨床 56:863-8.
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