ブレーデンスケール
ぶれーでんすけーる
ブレーデンスケールとは、褥瘡発生のリスクアセスメントスケールのこと。
次の6項目について、それぞれ1~4点(摩擦とずれは1~3点)で評価する。
・知覚の認知
・湿潤
・活動性
・可動性
・栄養状態
・摩擦とずれ
点数は6〜23点の範囲で、点数が低いほど褥瘡発生のリスクが高く1)、病院では14点以下、在宅では17点以下が高リスクとなる。
褥瘡のリスクアセスメントスケールには、ブレーデンスケールのほかに、厚生労働省危険因子評価やOHスケール、K式スケールなどがある。患者の状態に応じて、最適なスケールを活用することが望ましいが、毎回異なるスケールを使用して評価すると、一貫した評価が行えなくなるため、施設で決められたスケールを使用するのがよい。
■引用文献
1)Bergstrom N,et al:The Braden Scale for predicting pressure sore risk. Nurs Res 1987;36(4): 205-10.
監修:林 洋
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