感染徴候とは、炎症の4徴候である熱感、腫脹、発赤、疼痛のほか、炎症反応(CRP、WBC)の上昇、発熱、頻脈、呼吸数の増加、酸素飽和度の低下などを認めること。感染を早期に発見するために、普段から血液検査データを確認したり、バイタルサインや顔色などを注意して観察することが求められる。また、感染予防のためにも、医療者は感染経路別の感染予防策を知っておくことが重要である。
■参考文献
●美田誠二 : からだのしくみが目で見てわかる 得意になる解剖生理.照林社,2010,p.60-5.
監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:大田彩乃(有明医療大学看護学部看護学科 助教)