チームナーシング
ちーむなーしんぐ
チームナーシングとは、看護職員がチームを組み、そこに割り当てられた複数の患者のケアを、チームリーダーを中心に実践していく看護方式である。チームリーダーは看護計画を立て、カンファレンスを開き、患者のケアに関する情報交換やメンバーの指導を行う。
チームナーシングでは、通常、メンバーを日や週単位で随時交替するが、メンバーを一定期間固定し、同じメンバーが常に同じ患者グループを担当する方式を「固定チームナーシング」と呼ぶ。
看護ケア提供システムの方式には、チームナーシングのほかに、次のようなものがある。
・機能別看護:業務内容別に看護師の役割を決める
・プライマリーナーシング:1人の看護師(プライマリナース)が1人または数人の患者に対し、入院から退院まで継続してケアの責任を持つ
・モジュール型継続受け持ち方式:プライマリーナーシングを実践的に応用した形で、病棟の入院患者をいくつかのモジュール(単位)に分け、モジュール内で継続的に患者を受け持つ
■参考文献
●和田攻,他編:看護大事典 第2版.医学書院,2010,p.1965.
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