看護用語集

腹膜刺激症状

ふくまくしげきしょうじょう

腹膜刺激症状(Peritoneal irritation sign)とは、腹膜に細菌感染や出血、外傷、化学的刺激などによる炎症が波及したときにみられる症状である。
虫垂炎や腹膜炎、子宮外妊娠などの急性腹症で発症する。

急性腹症とは、突然の腹痛を主症状としており、緊急手術を要する場合と緊急手術を念頭に経過観察を要する場合をいう。
虫垂炎や腹膜炎、子宮外妊娠など以外にも、急性胃炎、急性腸炎、尿管結石なども急性腹症と考える医師もいる。

腹膜刺激症状では、腹壁は筋性防御により緊張が増す。
また腹壁を手指で徐々に圧迫し、急に手を離すと疼痛を訴えるブルンベルグ徴候(Blumberg sign)がみられる。

急性腹膜症の患者で、ブルンベルグ徴候があれば、ただちに手術療法の適応となることが多い。

ブルンベルグ徴候以外の腹膜刺激症状に以下のようなものがある。
・反跳痛 (rebound tenderness)
・ローゼンシュタイン徴候 (Rosenstein's sign)
・ロブシング徴候 (Rovsing's sign)

腹膜刺激症状がある場合には、緊急性を要することが多いため、バイタルサインのモニタリングや症状の進行の観察などが重要である。
同義語・略語
Peritoneal irritation sign

腹膜刺激症状 に関連する看護用語

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