看護用語集

冠性T波

かんせいてぃは

冠性T波とは、心筋梗塞後の心電図にみられる左右対称の陰性T波のことである。

心筋梗塞の発症から1年以降の各時期の心電図の特徴は以下のとおりである。

・発症直後…T波増高、ST上昇
・2~6時間後…異常Q波
・2~3日…T波逆転、ST復帰、異常Q波、
・1~4週目以降…冠性T波、異常Q波
・1年以降…異常Q波

T波増高、ST上昇などがみられれば、急性心筋梗塞と考え、確定診断のために採血にて、クレアチンキナーゼ(CK)、CK-MB、心筋トロポニンT、ミオグロビン、心臓型脂肪酸結合たんぱく(H-FABP)を確認する。
これらの心筋障害マーカーが確認できたら、即座に初期治療を開始する。
初期治療には、塩酸モルヒネの静注、酸素投与、硝酸薬の舌下投与、アスピリンの咀嚼投与などが行われる。
さらにその後、再灌流療法や薬物療法を行う。

再灌流療法には経皮的冠動脈インターベンションや血栓溶解療法や冠動脈バイパス術等がある。
薬物療法には、抗狭心症薬(β遮断薬、硝酸薬、カルシウム拮抗薬)、抗血栓薬、その他薬物が使用される。
同義語・略語
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