看護用語集

臥床患者

がしょうかんじゃ

臥床患者とは、疾患の治療ため、床上での安静の指示をされている患者のことである。

疾病からの回復力や治癒力は環境が影響するといわれている。
臥床患者の場合、患者自身での環境整備の実施が困難なことが多い。
そのため、臥床患者環境整備は、看護師の役割である。看護師環境整備を行う際には、看護師自身の感覚で行うのではなく、エビデンス患者の感覚を基準に行うことである。

環境整備には、大きく病室の環境整備とベッド回りの環境整備の2つに分類される。
病室の環境整備とは、温度・湿度・音・明るさ・におい・人的環境・面積などを整えることである。
またベッド回りの環境整備とは、転倒転落予防感染予防安楽褥瘡予防を実施できる環境を作ることである。
臥床患者の場合、長時間床上で過ごすため、ベッド上の環境を整えることが大切である。
シーツ交換は、汚染された場合と定期的に行う場合が多いが、環境の維持と改善といった重要な意味合いを持っている。
同音異義語・略語
臥床患者の同音異義語・略語は未登録です
「臥床患者」に関する看護記事
該当する記事がありません
新着の看護記事
  • 人気の看護記事