安楽

あんらく

安楽とは、身体的・精神的に苦痛がなく、快適で、満足した日常生活を送っている状態をいう。患者がもつ安楽へのニーズを看護師がキャッチし、看護師と患者との相互作用をもとにケアを展開することで、患者の安楽のレベルは低い状態から高い状態へと変化していく。話を聞く、手を当てる、さする、体位を変える、衣服を替えるなどの行為（援助）によって、身体的・精神的な苦痛が取り除かれ、安楽につながる。

監修：林洋（東京有明医療大学学長）
執筆：田仲珠恵（有明医療大学看護学部看護学科　教授）

#臨床看護

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