看護用語集

アルブミン

あるぶみん

アルブミンとは、血液中に含まれるタンパク質の一種。略語ではALBやAlbで示される。主に肝臓で生成され、血液中に含まれるタンパク質のなかで最も多く存在し、膠質浸透圧の維持や物質の運搬、pH緩衝などの役割を担っている。基準値は3,900~4,900mg/dL(ネフェロメトリー法)1)

アルブミンが高値の場合は脱水症の可能性が考えられ、低値の場合はネフローゼ症候群、肝疾患、栄養失調などが疑われる。

■引用・参考文献
1)LSIメディエンス:WEB総合検査案内 アルブミン(Alb).(2024年3月12日閲覧)
https://data.medience.co.jp/guide/guide-06020002.html
●和田攻,他編:看護大事典 第2版.医学書院,2010,p.195.
  ●櫻林郁之介,監:今日の臨床検査2019-2020.南江堂.2019, p.237,259.


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:中村充浩(有明医療大学看護学部看護学科 講師)

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