看護用語集

インフォームド・コンセント(IC)

いんふぉーむど・こんせんと(あいしー)

インフォームド・コンセント(IC:Informed Consent)とは、医療従事者が患者さん・家族に対して検査や治療などの医療行為に関する情報を提供し、患者さんがその内容を理解・納得したうえで、選択肢のなかから方針を自ら選択する一連のプロセスのことである。単なる病状説明を意図するものではなく、患者さんの自己決定権を尊重する医療の基本的な考え方に基づいている。

説明内容には、現在の疾患名、それに対する検査や治療内容、期待される効果や起こり得る合併症、代替となる選択肢など、患者さんが自己決定を行うための情報が含まれている。

患者さんが専門用語を用いた説明により理解が難しい場合や、高齢化などに伴う認知機能の低下、急激な状態悪化によって受け入れるまでに時間が必要な場合など、いかなる状況であっても医療従事者側の一方的な説明で終わらずに、患者さんの理解度を確認しながら進めることが大切である。

看護師は、説明の場に同席して患者さんが適切に理解・納得できているかを表情や言動から観察し、必要に応じて補足説明を行ったり、医師と情報を共有して再度説明の場を設定するなど、調整役を果たすことが大切である。

●用語を使用した例文
インフォームド・コンセントの場では、患者さんの理解度だけでなく表情や反応も観察する。

●用語に関連する国試過去問
インフォームド・コンセントの説明で正しいのはどれか。
1. 病歴を個室で聴取すること
2. 処置の優先順位を判断すること
3. 説明をしたうえで同意を得ること
4. 障害者と健常者を区別しないこと
第100回看護師国家試験(2011年)
解答

3



監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:p

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