コンタミ
こんたみ
コンタミとは、混入や汚染を意味するコンタミネーション(contamination)の俗称。
周囲の環境と厳密に区分けして行う必要がある科学実験などの場で、本来混入すべきではない物質が混入し、汚染されてしまったことを指して、「コンタミする」などのように表現する。外部に漏れ出してはならない物質が流出して、周囲を汚染してしまうことをコンタミということもある。
また、病原性をもつ細菌やウイルスにより、実験室などの環境が汚染された際もコンタミネーションと呼ぶことがあるが、「バイオハザード」とは区別されることが多い。
コンタミが起こると、正確なデータが得られない、科学実験の信憑性がなくなる、実験が無駄になるなど、あらゆる問題が生じる。食品工場において異物が混入するコンタミが起これば、消費者に被害を与えることはもちろん、重大な事故につながりかねない。手順の徹底、マニュアルの整備など、コンタミを引き起こさない対策が重要となる。
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