看護用語集

シャドーイング

しゃどーいんぐ

シャドーイングのうちジョブ・シャドーイングとは、実際の企業の社員などに影のようについて同行し、仕事の内容や役割について観察して学ぶキャリア教育プログラムの1つである。

看護におけるシャドーイングもジョブ・シャドーイングの1つであり、看護学生新人看護師がロールモデルであるスタッフナースやリーダーナースの後ろを影のようについて歩き、間近でその仕事内容や役割を観察・体感することで、実際の看護活動について理解を深める学習方法である。

シャドーイングにより、ロールモデルである看護師患者ケアの実際、患者の反応、職場内のコミュニケーションの実際、1日の動きなどを実際に観察し、体感することで、机上で学んだことがいかに実際の場で活用されているかについて具体的に学び、理解を深めることができる。こうしたより具体的な学びを通し、看護学生新人看護師が実際に看護師として活動していく際のリアリティショック予防するものとなり得る。


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:掛本知里(有明医療大学看護学部看護学科 学部長・学科長)

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