看護用語集

膀胱直腸障害

ぼうこうちょくちょうしょうがい

膀胱直腸障害とは、排尿や排便に異常が生じた状態をいう。いつもと比べて尿や便が出づらい、残尿感がある、尿失禁する、頻尿がある、便が出にくい、便失禁する、などの症状の総称。
膀胱直腸障害は内科的疾患(大腸や直腸の疾患等)や泌尿器科的疾患(膀胱や前立腺の疾患等)、脊椎や頸椎の異常が原因となる。排尿や排便をコントロールする神経支配があるのは仙髄3~5(S3〜S5)である。交通事故や外傷による脊髄損傷や馬尾神経損傷によってS3〜S5レベルの脊髄損傷を受けることにより膀胱直腸障害が起こる。

膀胱直腸障害とは、排尿や排便をコントロールする神経支配のある仙髄3~5(S3〜S5)の機能が何らかの原因によって障害され、排尿や排便に異常が生じた状態をいう。交通事故や外傷などによる脊髄や馬尾神経の損傷でS3〜S5レベルの脊髄損傷が生じるなど、脊椎や頸椎の異常が原因となる。内科的疾患(大腸や直腸の疾患等)や泌尿器科的疾患(膀胱や前立腺の疾患等)が原因になることもある。いつもと比べて尿や便が出づらい、残尿感がある、尿失禁する、頻尿がある、便が出にくい、便失禁するなどの症状が現れる。


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:笹鹿美帆子(有明医療大学看護学部看護学科 教授)

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