看護用語集

右側臥位

うそくがい・みぎそくがい

側臥位とは、右半身を下にして寝ている状態のことである。左半身を下にして寝ている場合を「左側臥位(さそくがい・ひだりそくがい)」と呼ぶ。「臥位」とは、身体を寝かしている状態のことで、「臥」とは、「ふす」、「寝る」、「横になる」といった意味である。側臥位とは、体幹のどちらか片方を下にして臥床した体位のことである。横臥位とも呼ぶ。上側の下肢を前方に軽く曲げ、下側の下肢を後方に引いておくことで安楽体位固定することができる。側臥位をとることで、上側の身体機能は促進され、下側は抑制されるため、開胸術後などで心負荷を小さくするためには右側臥位体位とすることがある。

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参考文献
・永井良三,田村やよひ監:看護学大辞典 第6版.メヂカルフレンド社. 2013.


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:弓気田美香(有明医療大学看護学部看護学科 講師)

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