フォルクマン拘縮
ふぉるくまんこうしゅく
フォルクマン拘縮とは、骨折を始めとした外傷や外部からの圧迫による循環障害によって、上腕から前腕にかけて起こる阻血性拘縮と神経障害といった後遺障害のことをいう。診断基準となる初期症状として下記の5Pがある。
・疼痛(pain)
・蒼白(pallor)
・知覚障害(paresthesia)
・運動麻痺(paralysis)
・脈拍消失(pulselessness)
この5Pを見逃さず、適切な治療を行うことが大切である。適切な治療を行わないと、知覚障害や麻痺、筋肉や神経の壊死が起こってしまうことがある。
参考文献
・永井良三,田村やよひ監:看護学大辞典 第6版.メヂカルフレンド社. 2013.
・第15回日本小児整形外科学会学術集会 小児肘周辺骨折の治療と診断 2005.
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