環指とは、第4指(一般的に「薬指」と言われる)を指す医学用語である。
「環指」は手の第4指、「環趾」は足の第4趾を表す。
看護の場面では「第4指」と呼ぶことが多いが、環指は環指基節骨骨折など骨折部位を表す際に使われる。
環指に起こりやすい骨折として中手骨頚部骨折があり、多くがパンチ動作で発生するためボクサー骨折とも呼ばれる1)。
引用文献
1)長田伝重:骨折の解説.日本骨折治療学会(2023年7月5日閲覧)https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip20.html#ip20_02
監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)