パッチテスト
ぱっちてすと
パッチテストとは、アレルギー性接触皮膚炎や薬疹といった遅延型アレルギーの原因物質(アレルゲン)を特定するための検査である。予想される原因物質を希釈したものを患者の背部や上腕に貼付し、48時間後と72時間後に紅斑や水疱などの反応の有無を確認し判定する。
一方、即時型アレルギーの原因物質を調べる検査には、プリックテストとスクラッチテストがある。プリックテストは、予想される原因物質を皮膚に滴下し専用針で浅く刺した後、15〜30分後の反応をみる。スクラッチテストは、皮膚を針で引っ掻いたところに予想される原因物質を滴下し、プリックテストと同様に反応をみる。
■参考文献
●「皮膚テストの手引き」作成委員会,編:皮膚テストの手引き.協和企画,2021.(2023年5月30日閲覧)
https://www.jsaweb.jp/uploads/files/gl_hifutest.pdf
●永井良三,田村やよひ監:看護学大辞典 第6版.メジカルフレンド社.2013.p.1767.
●林洋:自己免疫・アレルギー疾患. はじめの一歩の病態・疾患学.羊土社,2018, p.214-18.
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