ヘルシンキ宣言
へるしんきせんげん
ヘルシンキ宣言とは、1964年に世界医師会(World Medical Association : WMA)で採択された、ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則のことである。被験者の人権擁護を主旨とし、医学研究の原則、研究計画書の作成、倫理審査委員会、インフォームドコンセントについて定めている。薬物などの治療や生理学的実験のほか、ヒト由来の素材や患者情報を扱う研究なども対象となる。なお、採択後も改定が行われている。
■参考文献
●小澤温:障害者福祉. 公衆衛生がみえる2022-2023 第5版. 岡庭豊. メディックメディア 2022, p.254.
●鳩野洋子:公衆衛生看護と研究. 公衆衛生看護学概論 第6版.標美奈子. 医学書院,2021,p.228.
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