看護用語集

ホルネル症候群

ほるねるしょうこうぐん

中枢からの興奮刺激を末梢に伝える交感神経遠心路が障害されて起こる病態。

障害側と同側に、三大徴候(眼瞼下垂、中等度縮瞳、眼球陥凹)、顔面の発汗低下や紅潮などの症状が表れる。神経伝達路は3つのニューロンからなるが、ホルネル症候群はいずれのニューロンの障害でも起こる。各ニューロンを障害する原因は以下の通り。

1次ニューロン(視床下部から延髄あるいは胸髄まで):ワレンベルグ(延髄外側)症候群
2次ニューロン(延髄あるいは胸髄から交感神経幹まで):パンコースト 症候群
3次ニューロン(交感神経幹から各器官まで):内頚
同音異義語・略語
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