アドヒアランス
あどひあらんす
アドヒアランスとは、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って主体的に治療に取り組むこと。
アドヒアランスと同じような意味をもつとされる言葉にコンプライアンスがあるが、コンプライアンスは、患者が医療従事者の指示に従って治療を受けることを意味し、医療従事者を主体とした概念であるのに対し、アドヒアランスは患者を主体とした概念である。
例えば、用法用量を守った服薬を継続できない場合、患者による問題が大きいとされていたこともあったが、アドヒアランスの概念が用いられるようになり、自己管理が続けられないのには多くの因子がかかわっていると考えられるようになった。
■参考文献
●鈴木志津枝,編:成人看護学.慢性期看護論 第3版.ヌーヴェルヒロカワ,2020.
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