吸引圧
きゅういんあつ
吸引圧とは、痰を吸引する際に利用する陰圧のことである。
口腔吸引の場合は、約100~150mmHgで行う。
鼻腔吸引は、侵襲度の高い手技のために、不必要に実施しないことが原則となっているが、必要と判断した場合には、より低侵襲にするために、吸引圧は口腔吸引より低い、80~120mmHg程度で実施する。
気道吸引の場合は開放式気管吸引、閉鎖式気管吸引ともに、150~200mmHg程度で行う。
吸引圧が高すぎると、気管支粘膜などの損傷や気管支攣縮など吸引による合併症のリスクが高まるため、適切な吸引圧で実施することが大切である。
吸引圧を設定したら、吸引管を親指でふさいで、吸引圧がかかるかを確認する。
吸引圧がうまくかからない場合は、接続にゆるみがないか、吸引ボトルのふたがしっかり閉まっているか、吸引ボトル内の内袋がきちんとはまっているか、アダプターの接続がゆるくないかなどの原因を探索して、修正する。
口腔吸引の場合は、約100~150mmHgで行う。
鼻腔吸引は、侵襲度の高い手技のために、不必要に実施しないことが原則となっているが、必要と判断した場合には、より低侵襲にするために、吸引圧は口腔吸引より低い、80~120mmHg程度で実施する。
気道吸引の場合は開放式気管吸引、閉鎖式気管吸引ともに、150~200mmHg程度で行う。
吸引圧が高すぎると、気管支粘膜などの損傷や気管支攣縮など吸引による合併症のリスクが高まるため、適切な吸引圧で実施することが大切である。
吸引圧を設定したら、吸引管を親指でふさいで、吸引圧がかかるかを確認する。
吸引圧がうまくかからない場合は、接続にゆるみがないか、吸引ボトルのふたがしっかり閉まっているか、吸引ボトル内の内袋がきちんとはまっているか、アダプターの接続がゆるくないかなどの原因を探索して、修正する。
- 同音異義語・略語
- suction force
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