周期性呼吸とは、呼吸が3秒以上停止したあと、10〜18秒呼吸するというサイクルが2分以上続き、酸素飽和度の低下を伴わない呼吸のこと。新生児では呼吸調節機能が未熟なため、呼吸停止を数秒程度認めるが、成長に伴い生後2〜3カ月には安定するとされ1)、通常は治療の必要はない。
■引用・参考文献
1)武藤大輔:01-② 出生から数日後の呼吸症状.ペリネイタルケア 2017;36(7): 17-20.
●稲葉早苗:まずはここから!新生児の生理的特徴.Neonatal Care 31(4): 314-9. 2018.
監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:川村未樹(有明医療大学看護学部看護学科 助教)