看護用語集

RBC

あーるびーしー

RBCとは、red blood cellの略で赤血球のこと。血液有形成分の主要な部分を占める。円盤状の形態で弾力性に富み、全身に酸素を運搬するとともに、pH調節にも関与する。

赤血球数の基準値は、成人男性が430〜570×104/μL、成人女性が380〜500×104/μLである1)。赤血球数が高値を示す場合は多血症や脱水症が疑われ、低値を示す場合には鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血、溶血性貧血などの各種貧血のほかに、血液悪性腫瘍などの可能性が考えられる。

■引用・参考文献
1)LSIメディエンス:WEB総合検査案内 赤血球数(RBC).(2023年11月13日閲覧).
https://data.medience.co.jp/guide/guide-10010002.html
●永井良三,監:看護学大辞典 第6版.メヂカルフレンド社,2013,p.1270.


監修:林 洋(東京有明医療大学 学長)
執筆:中原美穂(有明医療大学看護学部看護学科 助教)

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