母体保護法
ぼたいほごほう
母体の生命と健康を保護することを目的として、不妊手術と人工妊娠中絶、受胎調節の実地指導などについて定められた法律。
不妊手術は、妊娠・分娩が母体の健康や生命に影響を及ぼすおそれがある場合などに行われ、配偶者である男性側にも適用される。手術の実施には、本人と配偶者(もしくはパートナー)の同意が必要であるが、配偶者が知れない場合や意思表示ができない場合は本人の同意のみ必要。
人工妊娠中絶は、妊娠・分娩が身体的・経済的理由により母体の健康に影響を及ぼすおそれがある場合や、暴行や脅迫、拒絶できない状態での姦淫により妊娠した場合に行われる。実施には本人の同意に加え、前者の場合のみ配偶者の同意が必要とされる。
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