看護用語集

心エコー

しんえこー

心エコーとは、心臓に超音波をあてて跳ね返ってくるエコーをリアルタイムで画像化する検査である。
多くの有用な情報を非侵襲的に得られる。

大きく以下の3つに種類がある
1)断層心エコー…多数のエコービームが1つのウィンドウから広角に発射され、反射波から心臓の二次元断層図を描写する。弁運動、壁運動、シャント、血栓などを描写できる。

2)Mモード心エコー…音波反射の経時的変化を画像化するもので、壁厚や心内径の測定、弁の動きを詳細に評価する際に使用される。
主要構造の径の正常値は左室拡張終期径(LVDd)は40~56mm、左室収縮終期径(LVDs)20~38mm、1回拍出量は40~123ml、左室駆出率(LVEF)は55~99%である。

3)ドプラー心エコー…血球に超音波を当てたときに生じるドプラー効果を利用して、任意の部位の血流速度を測定することができる。

ドプラー心エコーには、カラードプラー法と連続派ドプラー法がある。
同音異義語・略語
Echocardiography
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